本日の3時間目に、4年生の1グループが「福祉の授業」を行いました。
講師として、宮口嘉弘さん、横田裕子さん、そしてヘルパーの方が来てくださいました。
宮口さんは、生まれつき手足が動かず、これまでずっと車椅子の生活をされていらっしゃいます。
その車椅子の生活の様子を赤裸々に写真を使いながら、詳しく紹介してくださいました。
そして、段差が一番怖いとか、雪が降ったときの道路がとても危険だとか、多目的トイレがないと行きたい場所でも行けないとか、高いところの物を取ることができないなど、私たちが気づくべき事をたくさん教えてくださいました。
子どもたちからの質問コーナーでは、Q「みんなが幸せな世界を作るにはどうしたらいいですか」の問いに、A『優しい気持ちを忘れないこと』、Q「車椅子の人たちにどう接したらいいですか」の問いには、A『僕たちは普通の人間なので、特別なことはしなくていい。普通に接してください』など、真のお気持ちを純粋に誠実に仰ってくださいました。
宮口さんが話された「障害者は決して特別ではなく、ただ皆さんに比べてハンディキャップがあるだけです。僕は、毎日楽しく暮らすことができています。」のお言葉と「障害者やお年寄り、妊婦さんなどに優しい社会は、だれにとっても優しい社会になる」のお言葉は、とても心に響きました。
本当に今日は、とても幸せな、そして大切なひとときを過ごすことができました。
宮口さん、横田さん、ヘルパーの皆様、今日は「ありがとう」ございました。
本日より今週4日間に渡って(6日水曜日は実施しません)、保護者懇談会を行います。
日々の学校生活の様子、ご家庭での様子について共有し合い、家庭と学校とが連携しながら子どもたちにとってより良い教育環境づくりを目指したいと思います。
ぜひとも、率直なご意見やご感想をお聞かせいただきたいと思います。
保護者の皆様におかれましては、日々大変お忙しいとは存じますが、何卒ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。