現在、福井大学教職大学院からインターンにきている伊達あさひ先生が、4時間目に6年1組で国語の授業をしました。
そのため、大学からは3名の先生方が参観に来られました。なので、伊達先生はとても緊張したと思います。
本日の授業の題材は、宮沢賢治作の「やまなし」でした。
内容は、かにの兄弟が落ちたなしの芳醇さ、豊かさに触れ、「生」への希望をいだく話です。
宮沢賢治特有の言葉の響きや美しさ、そして、不思議さを感じることができる魅力溢れた作品です。
この難しい題材にチャレンジした、伊達先生の勇気にまず敬意を表します。
本時の主題である「なぜ5月は暗いのか」について、子どもたちはまさに「????」の様子で、宮沢賢治の独特の表現に頭を悩めていました。
計画通りに授業が進まず、慌てる伊達先生。。。そして、益々悩む子どもたち。。。
その姿はとても微笑ましく見えました。
伊達先生にとって、「思い通りにいかない」「うまくいかない」ことを体感できた、とても苦しい、そして、意義ある素敵な時間になったと思います。
それでいいんです。伊達先生
今回感じたこと、子どもたちから教わったことを大事にして、次の授業頑張ってください。
本日の2限目と3限目(&明日の同時間帯)に、日本赤十字社福井県支部の西村美貴穂様(前中藤小学校校長先生)が講師としてご来校くださり、災害が起きた後の「避難所での生活」について考える『防災出前授業』をしてくださいました。
避難所でどのようなことが起きるかについて、みんなで想像し、意見を出し合い、食事、トイレ、掃除、などなど、いろいろな面でどうすべきかを考えました。
やはり「想像する力」は大事です。相手のことを「思いやること」もまさに「想像」です。
先生からは『共助』という言葉と「話合いをすること」がいかに大事かを教わりました。
そして、「竹ひごタワー」づくりに取り組みました。
それは、10分間で竹ひごを使って、どれだけ高く、紙粘土ボールを置くことができるか、話合いながら作る活動でした。
そこには、「こうしたらいい」とか「こっちの方がより安定する」など、まさに『共助』しながらより良いものへと作り上げる姿がありました。
今日は、話し合うことの意義、そして、想像することの大切さについて学んだ貴重なひとときとなりました。
西村先生本当に今日は「ありがとう」ございました。明日もよろしくお願いいたします。