4年:福祉の授業(車椅子の生活について)
本日の3時間目に、4年生の1グループが「福祉の授業」を行いました。
講師として、宮口嘉弘さん、横田裕子さん、そしてヘルパーの方が来てくださいました。
宮口さんは、生まれつき手足が動かず、これまでずっと車椅子の生活をされていらっしゃいます。
その車椅子の生活の様子を赤裸々に写真を使いながら、詳しく紹介してくださいました。
そして、段差が一番怖いとか、雪が降ったときの道路がとても危険だとか、多目的トイレがないと行きたい場所でも行けないとか、高いところの物を取ることができないなど、私たちが気づくべき事をたくさん教えてくださいました。
子どもたちからの質問コーナーでは、Q「みんなが幸せな世界を作るにはどうしたらいいですか」の問いに、A『優しい気持ちを忘れないこと』、Q「車椅子の人たちにどう接したらいいですか」の問いには、A『僕たちは普通の人間なので、特別なことはしなくていい。普通に接してください』など、真のお気持ちを純粋に誠実に仰ってくださいました。
宮口さんが話された「障害者は決して特別ではなく、ただ皆さんに比べてハンディキャップがあるだけです。僕は、毎日楽しく暮らすことができています。」のお言葉と「障害者やお年寄り、妊婦さんなどに優しい社会は、だれにとっても優しい社会になる」のお言葉は、とても心に響きました。
本当に今日は、とても幸せな、そして大切なひとときを過ごすことができました。
宮口さん、横田さん、ヘルパーの皆様、今日は「ありがとう」ございました。
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